続け!小春日和

〜 悩める50代のちょっとした挑戦 〜

野菜を確保したい!

農水省官僚で経済学者の鈴木宣弘先生が、

日本の食糧危機の真実を発信されている。

「このままだと飢え死にするよ」と。

日本の食料自給率はカロリーベースで37%。

そんなに低くて大丈夫なの?

 

いえいえ、まだまだ根は深い。

例えば、野菜だけの自給率は80%ですが

野菜の「種」の自給率は10%程度。

タネから肥料まで全て国産で賄うと

日本の野菜の自給率は 10%。

ちなみに、種苗メーカーが販売する種は一世代限り。

できた野菜からタネを取ることはできない。

 

肉も同じ状況のよう。

飼料となるとうもろこしなどの穀類はほぼ輸入。

だから、子牛が生まれても

輸入が止まれば育てることは、困難。

 

国の方針はというと、

米余だから減反しなさい!

減反した農家さんには補助金を!

牛乳が余っているから、牛を殺したら補助金出します!

私たちの命の源である食料をがんばって作ってくれている農家を

骨抜きにするような政策ばかりの、お粗末な状態。

農家を全力で守らなければいけないのに。

 

そんなわけで、危機に備え自身の分だけでも、少しだけでも

食料生産しようと思い立った!

畑がしたいところだが、土地なく、技量もなく、一からなので・・・

微力ながら家庭菜園を始めようと意気込んだ!

まあ、庭もないのでプランターで開始することにした。

かなりの小規模になったってしまったが、始めることに意義があると思う。

 

さて、まずはお買い物へ。

近くのホームセンターへ。。

プランターを2個、スコップ、土を選んだ。

何を植えようか悩んだ。

初心者なので挫けないように、育てやすいものを!

冬なので春菊にしよう。

昔、姑が庭に春菊の種を蒔いて上手く育てていたのを思い出した。

タネから育てることにした。

種子コーナーへ。

春菊は2種類あり、よくわからないが「中型」にした。

 

種子コーナーで確認しようと計画していた、タネの原産国!!

タネ袋の裏を見た・・・

「生産地 デンマーク」・・・遠いところから来てるのね〜

他の種もあれこれ見てみた・・・

すると、驚くことに!!

インド、オーストラリア、イタリア、、、、

全部見たわけではないが、「日本」の文字はなかった。

聞くと見るは大違い、というが・・・衝撃だった!

「種は90%が輸入」を実感することとなった。

家庭菜園からも、種が取れないようにしているのか。

種取りできるか、できないか。

取れたとして、次世代が芽を出すのか・・・。

 

パセリの苗も購入。

旅先で手に入れたシークワーサーからでた種も植えることにした。

10月30日に種まきをした。

 

順調に育っている。

有機肥料で育てる。

害虫対策が問題・・・。昨日カメムシが1匹プランターの端に!

虫は苦手。がんばれ、私!

双葉から、本葉も2枚でて、今日は間引きをした。

その様子はまたいずれ写真とともに書き留めたい!